ビオトープの定義と基本・制作方法
ビオトープとは
ビオトープとは、アクアリウムとはまた違った魅力を持つものです。アクアリウムは基本的に水槽内で水草や熱帯魚を飼育することを意味します。それに対してビオトープとは、水槽内ではなく庭や水鉢などを利用して地域の生態系を自宅に取り入れるというものです。
必ずしも大きなスペースは必要がなく、鉢や小型の池などを使って制作できるため、自宅のスペースが限られている方にも楽しんでいただけます。
ビオトープを家に取り入れることで、自然を近くに感じることが可能で、インテリアとしても魅力的になるメリットがあります。また、上手に作ると、鳥や虫が時を過ごすことになり、視覚的・聴覚的な癒し効果も得ることができます。
ビオトープの製作方法
ビオトープを初めて作るという方は、まずは水鉢などを使った簡単なものから制作すると良いでしょう。一例として、定番のメダカのビオトープの作り方をご紹介します。まずは睡蓮鉢を用意しましょう。プランターを使うことも可能です。
底から水が抜けてしまわないものを選んでください。次に容器の底に麦飯石などの砂利を敷き詰めます。この砂利は濾過バクテリアが住む場所となるため非常に重要です。水20リットルにつき3キロぐらい入れるようにしてください。続いて水草ですが、オオカナダモを入れると良いでしょう。
水草は光合成によって水中の酸素を増やすため必須です。そして、水を入れるのですが、水道水を使う場合カルキ抜きをしてください。最後にメダカを入れます。水20リットルにつき20匹ほどは入れられます。
ビオトープについて学べる通信講座
ビオトープについてさらに多くのことを知りたいという方は、諒設計アーキテクトラーニングの「アクアリウムクリエイターW資格取得講座」という通信講座を受講することをお勧めいたします。
この通信講座は初心者にも対応している講座であり、アクアリウムやビオトープの設置に関係する基本的な知識を体系的に学べる内容になっています。通信講座のため、どこかのスクールに通う必要はありません。忙しい方でも自宅でマイペースに学んでいただけます。
学習期間は約2ヶ月から6ヶ月で、受講生は最終的にアクアリウムや美容トーク関連の資格を二つ同時取得することも可能です。
取得できる資格は日本デザインプランナー協会(JDP)主催の「アクアリウムクリエイター」と、日本インストラクター協会(JIA)主催の「ビオトープの作り方インストラクター」です。
まずは公式サイトから詳細を確認してみてください。