一緒に入れていい魚をチェックしよう

アクアリウムと同じく、ビオトープも自然環境を身近に感じる点でメリットがあります。池や睡蓮鉢など様々な場所でビオトープの製作は可能で、使う素材や投入する生物にも種類があります。水草や流木、魚、貝など様々な要素を混ぜ込む事で魅力的なビオトープが出来上がります。

しかしビオトープを作る上で注意すべき点があります。それはどのような魚を一緒に入れるかということです。一緒に飼育できる魚のことを、混泳可能な魚と呼びますが、魚同士の相性を考えずにビオトープを制作してしまう場合、後になって問題が起きることがあります。

例えば片方の魚がもう片方の魚を食べてしまうことがあります。そのため生物同士の相性をしっかりと考えるようにしましょう。

相性が悪い魚としては、メダカと金魚が挙げられます。金魚は成長した場合20センチ近くにもなってしまうことがあります。そのため、何メダカを食べてしまう可能性があります。このように、体の大きさに大きな差が出てしまう魚同士の混泳は避けておいた方が良いでしょう。

もちろん答えが小さいうちはあまり問題はありません。別の例は種類が違う金魚同士の混泳です。同じ金魚でも動きの速さが全く違うものがあります。そのため同じ種類のものに留めておくと良いでしょう。また魚ではありませんが、エビは金魚に捕食されてしまいます。

相性の問題がない魚としては、メダカとドジョウが挙げられます。ドジョウは基本的にメダカや金魚と混泳することが可能です。ただし種類によってはドジョウを捕食してしまう種類のものもあります。またメダカとエビですが、稚エビや卵はメダカに捕食されてしまうものの、そうでないエビは混泳が可能です。

ビオトープはどなたでも簡単に始めることができる趣味とはいえ、ある程度の知識は求められています。そのためまずはビオトープの経験がない方は、まず体系的にビオトープの知識を学ぶことから始めてください。

飼育方法や入れることのできる植物の種類や特徴、容器の種類や特徴、苔についての知識、水温管理など知っておくべきことは様々にあります。そのため事前準備としてひ通りの知識を学びましょう。もしあまり時間がないという方は、諒設計アーキテクトラーニングの「アクアリウムクリエイターW資格取得講座」が便利です。

この講座は自宅で学習可能です。自分のペースで進めることができるほか、学習サポートもつくようになっているため、初心者の方でも安心して勉強に取り組むことができます。公式サイトに詳しい情報が載せられているため、まずはチェックしてみてください。