えさのやりすぎと密集させすぎに注意

ほかのどの魚にも言える点ですが、金魚を飼育する際には適切な水質管理が求められます。人間もそうですが、適切な環境に身を置かないと体調を崩して元気がなくなってしまいます。

金魚の水槽内の水汚染されると居心地が悪くなり、最悪の場合死んでしまいます。そのため、水質管理は絶対に怠ってはいけません。

しかし水質管理以外にも金魚の飼育で注意すべきポイントがあります。それは餌のやりすぎです。少しでも早く金魚に成長して欲しいと思って、つい餌を与えすぎてしまうことがあるかもしれません。しかしこれは意味がないばかりか危険な場合があります。

餌が多すぎて食べ残しもそれに応じて多くなった場合、餌は腐敗して最終的にアンモニアを発生させます。このアンモニアは魚に有害な物質です。バクテリアはこのアンモニアを分解して水質管理に一役買ってくれますが、あまりに大量のアンモニアが発生した場合はリスクがあります。

水質を不必要に悪くしないためにも餌のあげすぎは控えるようにしましょう。また餌を食べ過ぎた場合、金魚が体調不良を起こす可能性があります。人間が食べ過ぎると良くないのと同じことです。

餌に関して金魚はタフな魚です。長い期間食べられなくても大丈夫なほど、餌やりに関してはあまり心配することがありません。そのため、餌やりは1日一回程度で大丈夫です。

投入する餌の量は飼育している金魚のサイズや数などをもとに決めます。計量スプーンなどを使用して正確にかかって給餌するとベストです。なお与える餌は金魚の口のサイズよりも小さなものにしてください。

金魚に関する別の注意点として、金魚を水槽内で密集させ過ぎないようにすることも重要です。金魚は時間とともに成長する他、数が多すぎると水質悪化も促してしまいます。

そのため、水槽のスペースが広くない場合は、あまり多くの数を飼育しないように気をつけてください。

金魚は見た目が美しく動きも優雅です。そのため、アクアリウムを設置したい方は金魚の飼育について基本的なポイントを学んでおくと良いでしょう。最近は通信講座でアクアリウムのノウハウを学ぶことが可能です。

一例として、諒設計アーキテクトラーニングの「アクアリウムクリエイターW資格取得講座」という通信講座があります。この講座は、最短2ヶ月という早さでアクアリウムのプロ知識を習得可能です。

最終的に、アクアリウムやビオトープ関連の資格を二つ取得することも可能です。初心者にも対応している講座のため、積極的に活用してみてください。