水の作り方と環境の整え方
アクアリウムの基本は水!
自宅のオブジェとしても癒しツールとしても人気が高いアクアリウムは、どなたでも気軽に始めることができる趣味です。
一説によると世界中には6000万人近くのアクアリウム愛好者がいると言われています。日本でもアクアリウムは大変人気があります。日本におけるアクアリウムの歴史は約30年ほどと言われていますが、今後人気が高まる可能性は大いにあります。
アクアリウムは始めやすい趣味ではありますが、もちろん基本的な知識を取り入れることが大切です。アクアリウムにおいて非常に大切な要素の一つはやはり水です。
魚の生息場所である水をいかに自然に近い形で再現するかによって、見栄えが良くなることはもちろん、魚たちが健康に暮らしていける環境が整います。そのため水の作り方をまず最初に覚えるようにしましょう。
海水魚と淡水魚
アクアリウムと一口に言っても、飼育する魚には海水魚と淡水魚の違いがあります。アクアリウムに関連してよく熱帯魚という言葉が使われますが、熱帯魚の中には海水魚も淡水魚も含まれています。
熱帯魚とは熱帯地域に主に生息する魚のことで、基本的には観賞用の魚を意味します。海水魚と淡水魚では同じ魚でも体のつくりが違います。海水魚は海に住んでいる魚で、淡水魚とは海水を含まない水辺に住む魚です。
海水と淡水の違いを大雑把に説明した場合、それは塩分濃度の違いです。当然海水は淡水よりも塩分濃度が高くなりますます。海水魚は塩分排出能力があり、逆に淡水魚は塩分を排出しない機能を持っています。淡水魚が生息しているのは川や湖などです。
淡水魚から始めてみよう
一般的に淡水魚の飼育は海水魚の飼育よりは良いと言われています。そのため、アクアリウム初心者の方はまず淡水魚から始めてみると良いかもしれません。
淡水魚を飼う場合の基本的な環境づくりのポイントを紹介します。
淡水魚を飼う場合の環境づくりのポイント
これらはメタルや汚れなどを分解するものです。併用することはできませんがどちらか一つを選んで水質状態を調整します。フィルターも重要です。熱帯魚の排泄物や水草、餌などによって水は汚れてしまいます。そのためフィルターによって水槽内の水をきれいにする必要があります。