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海水の作り方と水質管理の方法

アクアリウムの海水はどのように作れば良いの?

熱帯魚でアクアリウムを作る場合は、淡水魚を飼うか海水魚を飼うか、あるいは両方とも飼うかを決める必要があります。基本的に淡水魚と海水魚は体のつくりが違っていて、それに応じて飼育環境を整えてあげる必要があるからです。

大魚は川や湖など水質が海水でない生息域に住む魚です。一方海水魚は名前の通り海水域で生息する魚です。海水魚と淡水魚が両方が生息できる生育環境もありますが、初心者に向いているのは淡水魚と言われています。

海水の作り方と水質管理の方法

しかし海水魚から始めたい方ももちろんいらっしゃるでしょう。また淡水魚はすでに飼育しているため、海水魚にチャレンジしたいという方もいらっしゃるでしょう。

海水魚を育てる上で重要な海水の作り方について説明したいと思います。

海水の作り方のポイント

まずアクアリウムにおける海水には2種類あります。天然海水と人工海水です。天然海水とは海から直接汲んだ海水です。排水をわざわざ作る必要がなく比重も測定する必要がありません。

しかし最近が混ざってしまったり海によっては汚染されているなどリスクもあります。海が近くにないという場合は使用に限界があるでしょう。そのため人工海水の作り方をマスターすることは良いことです。

人工海水の作り方

人工海水は比較的手軽に作ることができます。

人工海水の作り方のポイント

用意するものはバケツと人工海水の素、カルキ抜き、比重系とヒーター、ポンプ、そして水温計です。 まず水道水をカルキ抜きします。その後ヒーターで水温をあげます。 水温は25°が基準です。

その後人工海水の素を入れてよくかき混ぜます。混ざってくると色が白く濁ってきますが最終的に透明になります。比重計で比重を調整します。1.018から1.020程の範囲に収まるようにしてください。時間の経過とともに比重が上がってきます。

最終的に海水の比重である1.023に収まるように調整します。最後にポンプを使って人工海水の素を水になじませます。

これで完成です。

海水の水質管理

人工海水を作って熱帯魚を飼育し始めた後も、定期的な水質管理が必要です。比重計を使って定期的に比重を管理するようにしましょう。また水温計を使って水温が25℃前後程になるように注意しましょう。またPH値も意識してください。

PH値は約7.8から8.8です(エビ類や貝類がいる場合は8.2から8.4程で調整。なお淡水魚の場合は中性から弱酸性を好む傾向があります)。

PH値を調整するためのカルシウム粉末なども販売されているため、これらを使用する事も良い方法でしょう。


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