金魚のストレスを減らす方法と水草導入
金魚がストレスを抱えてしまう理由
人間がストレスを感じると様々な体調不良を起こしてしまうのと同様に、金魚にとってもストレスは良くありません。魚がストレスを感じるというのは意外に思えるかもしれませんが、人間以外の生物でもそれは珍しくありません。
金魚がストレスを感じる場合、体調不良が起きたり、慌ただしい行動をしたりすることがあります。急にスピードを上げて泳ぎ出したり、底面の方に止まっていたりと、通常とは違う行動パターンを取ることがあります。また頻繁に口をパクパクさせるというのもストレスを抱えている証拠です。
金魚がストレスを抱えてしまう理由の一つは病気です。寄生虫にとりつかれている場合など、暴れたり床砂に体を擦り付けたりすることがあります。このような異常を感じた場合は病気にかかっていることを疑うと良いでしょう。
金魚がかかる病気には、白雲病や白点病、松かさびょうなど様々なものがあります。魚用の薬があるため、必要に合わせて使うようにしてください。
水質管理を徹底することでストレスを減らす
病気にかかっているだけではなく、水質が悪化しているときにも金魚はストレスを感じることがあります。例えば水温が適温でない事はその一例です。約20°から25°ほどの水温が適温ですが、夏場には水槽内の温度が上がってしまう場合があります。
また冬場には逆に下がってしまう場合があります。室内に水槽があるとはいえ、2階に水槽内の温度は大きく変わることがあります。そのためヒーターやファンなど必要に応じて機材を用いて、水温が適正になるようにしましょう。また水質維持のために定期的な水変えもしてあげると良いでしょう。
水草も導入してみよう
水草を導入することで金魚のストレスを解消する方法もあります。水草を育てると金魚にとって良い隠れ場所になります。隠れ場所があることでストレスをためづらくなるでしょう。金魚を鑑賞する側としては金魚が水槽内を悠々と泳いでいる姿を見たいと思うかもしれません。
しかしアクアリウムがより魅力的なものになるためには、中で生息している魚たちが健康であることが大切です。そのためには先日のポイントに加え、金魚にとって住みやすい環境を作るためのツールが必要です。
金魚を生育をする場合のおすすめの水草は、金魚藻です。これにはカボンバやアカナリスやマツモなどが含まれます。ただしこれらの水草は金魚にとって餌にもなる存在です。そのため植え替えが面倒だという場合は、金魚に食べられない硬い葉を持つ水草を植えると良いでしょう。