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金魚の適温と水質管理

金魚はどれくらいの水温で管理すべき?

金魚は、飼育用の魚として非常に大きな力があります。アクアリウムの代表的な魚とも言えるでしょう。金魚は生息できる温度環境が比較的幅広い魚です。一説では0°から35°ほどまで問題なく生息できると言われています。

とはいえ、生息できるということと、良い状態で活動できるということとには違いがあります。金魚の適温はおおよそ15°から28°です。この水温状態の時に金魚は元気に動き回ることができます。

金魚の適温と水質管理

そのため、寒い冬場は水槽用ヒーターを設置して水温を適温に維持したり、暑い夏場は水槽用のファンを取り付けて水温上昇を防ぐなどして、しっかりと対策をする必要があります。

なおヒーターは熱を発する分、接触時に金魚のやけどを引き起こす可能性があります。そのためヒーターを設置する場合は事前にカバーをつけるなどして予防策を講じましょう。

金魚を飼う場合の水質管理

続いて水質管理のポイントをいくつかご紹介します。

金魚を購入して家に連れて帰ってきてからすぐに水槽に入れるのではなく、少しの休憩時間を設けるようにします。少し大きめのバケツを用意して注水し、その水に対して0.5%の塩分濃度になるように塩を入れます。

水2リットルの場合は塩10グラムです。その状態で7日から14日程休ませてあげましょう。最初の数日間は餌をあげる必要はありません。これによって、金魚はストレスを不必要に溜める事を避けられるようになるでしょう。

水道水を使う場合は、含まれている微量の塩素を抜いてあげるようにしましょう。市販されている中和剤を使ったり、浄水器を通すなどして、取り除くようにしてください。

日本の水質はもともと金魚の飼育に向いていると言われています。そのため、特別の処理が必要が無いというメリットがあります。

水のメンテナンス

時間が経つにつれて金魚の排泄物や餌の食べ残しが少しずつ水を汚染していきます。そのため、定期的に水を変えて、水質を綺麗に維持する必要があります。夏場は特に頻度を上げて水を変えてください。ただし水を変える場合に一つ注意点があります。

それは水温の変化です。水槽内の水の温度が仮に20℃の場合、新しく変える水の温度もそれに近い温度にして入れることが重要です。急激な温度変化は体調不良を起こしてしまうかもしれません。

水の入れ変えを頻繁に行うのが難しいという場合は、ろ過装置を導入すると良いでしょう。負荷装置には様々な種類があります。水草やお好みに合わせて選んでください。


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